岡虎のこだわりは、大きく分けて「材料と鮮度」・「伝統の製法」・「安全性」の3つ。
140年かけて積み重ねた技術と製法は今も職人の手により大切に引き継いでおります。
新鮮で健康に良い食材を使用。
化学調味料、合成着色料、保存料、遺伝子組換原料不使用の自然派良品シリーズをはじめ、ヘルシー志向の食品など、身体に優しい素材を使用した商品を多く取り扱っています。
防府・三田尻港は、弊社の創業当初から魚を水揚げしている土地。ここに近い立地であることは、原料となる魚の配送距離が短縮できる、つまり、温度管理がしやすく、より早くすり身にできるという好条件だといえます。
この土地柄、瀬戸内産の魚をふんだんに使用できることもまた、弊社の強みでございます。
140年の伝統の技法と味付け。手仕事の技。
すべて本社内の工場で作っています。
石臼ならではの練りで、すり身がしっかりと擦れ、より口当たりが良くなります。
しかしステンレスに比べ、石臼での練りは摩擦が大きい為、温度がどんどん上がってしまいます。
その為温度は厳しく管理しなければなりません。
それでも、石臼でしか得られない食感。これにこだわるのが岡虎流です。
一般に主流といわれる竹輪に比べ、岡虎では坐(すわ)りという工程を特に丹念に行っています。
これは、竹輪のうまみと弾力を引き出すための大変重要な工程ですので、弊社では機械任せにせず、細かく温度管理を徹底しています。
焼きの工程では徹底した温度湿度の管理のもと、じっくりと丁寧に焼き上げています。
こうすることで魚の旨味を閉じ込め、弾力のある食感になります。
かまぼこは板の下からじっくりじっくりと中心の温度が上がるまで焼いていくため、繊細な温度管理が求められますが、その結果生まれる弾力こそが岡虎の蒲鉾の魅力です。
みなさまの安心安全と健康を支えられるよう、
より一層の安全対策を進めています。
本社工場は、HACCP(ハサップ)を含むJFS-B規格の認証を取得いたしました。
HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
(厚生労働省HPより引用)
弊社では、「仕事の半分は清掃」をモットーに、日々の徹底した清掃は勿論、定期的に工場をすべて停止し、長い歴史の中で使い続けてきた機械の、裏側の清掃から、ねじを外し分解しての清掃まで徹底的に行います。その際、機械の補修も細かく行っています。
歴史に裏付けされた岡虎の竹輪・蒲鉾。
140年間続く企業としての目標、責務
代表取締役社長 貞政 芳郎
岡虎に代々受け継がれ、私どもが常に胸にとどめている言葉があります。
「弾力があり、かつ、のどごしが良い竹輪でないといけない」。
これこそが岡虎のアイデンティティーであり、戦時中でも守り続けた私どもの伝統と味です。
140年続く岡虎ブランドの歴史をさらに200年、300年と続けられるように、謙虚さを忘れることなく、当たり前なことを真面目にコツコツと、そしてしっかりと取り組む会社であり続けるべきだと思っています。
そして、伝統を守りつつ新しい時代のニーズに合った商品を提供する。その時代の消費者に合った商品を開発し、岡虎らしく新たな伝統を作り続けていくこと。これが私どもの目標であり、責務であると考えます。
近年、魚肉たんぱく質は栄養が豊富で、筋力アップや老化防止に効果的な食材として注目されております。まさに私どもが取り扱う分野の食材が、消費者の皆様の安心安全と健康を支えられることになり、私どもとしましても、より一層の安全対策、喜んでいただける商品開発などを進めてまいらねば、との思いを強くしております。
また、長い歴史を歩んでこられたのは地域の皆様に支えられてきたからこそ。地元のイベントや野球教室や試合の協賛、お祭りの開催などで、地域とのつながりも大切にしていきたいと思っております。
140年続いた伝統、そしてこれから新たに積み上げていく伝統の味を是非ご賞味ください。
岡虎ならではの味を守るために
製造責任者 中司 知也
製造する上で、一番の基本であり、大事なのは、“日々同じものを作り続ける”ということです。 原料は生き物ですし、日々気温や湿度の変化する中で、何も考えずに製造していれば、毎日違うものが出来てしまいます。 弊社の商品製造での大きなこだわりは、噛んだ時の食感。弾力が良い上にのどごしが良く、一本まるまるそのまま食べることが出来てしまう食感と美味しさ。これを変えてしまうわけにはいきません。
いつ食べても同じ味。その日ごとに温度や湿度、材料比などを調整し、繊細に味を調えることに細心の注意を払い、これを常に維持し続けなければなりません。「手作り」から「機械での製造」に移り変わった中でも、伝統を受け継ぎ、「職人の経験・勘」というものが現代に活きてくるのはそういった部分です。
苦心しているのは、「これからの食卓で主役になれる食品」づくりです。より幅広い層に食べていただくには、まだまだ研究と試行錯誤、発想の転換が必要です。私たちの子の世代、また次の世代へとよりよく岡虎の商品を届けられるようにと日々心がけて、商品の生産に取り組んでいます。
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